波板屋根・ポリカーボネートに関するコラムや事例などを掲載しています。。

「波板を交換する時の修理費用ってどれくらい？」
「見積書をみる時のコツを知りたい」

波板を交換する際に、上記のような疑問を持つ人は多いでしょう。
波板は、ベランダやカーポートの屋根材としてよく使われる素材です。

波板の交換を業者に依頼する際、必ずしておきたいのが見積書の作成依頼です。
この記事では、見積書を依頼をする際のポイントを解説します。
具体的には以下の事項を解説します。

・波板交換の見積書の必要性
・見積書のチェックポイント
・波板交換の費用相場

記事を読んで上記の内容を知っておけば、工事で失敗しにくくなるでしょう。

 

波板を交換する際には見積書を発行してもらったほうがいい？

見積書とは、工事内容や費用を業者が提示する書類を指します。

波板交換をする工事の場合は、使用する波板の枚数や購入費用・工事費用・足場の制作・撤去費用などが記載されるのが一般的です。
したがって見積書を見れば、どのような工事をどのくらいの値段で行うかがわかります。

また、見積書は「相見積もり」の際にも利用できます。
相見積もりとは、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することです。

見積書の記載があいまいな場合や、ほかの業者に比べて極端に費用が高い、もしくは安い場合は注意が必要です。
基本的に、工事を依頼する際には必ず見積もりを依頼することをおすすめします。

 

波板交換の見積書のチェックポイント

見積書を作成してもらった際に、どこをよくチェックしたらいいのかわからない人もいるでしょう。
波板交換工事の見積書を作ってもらった際のポイントは次の通りです。

・製品の詳細や単価が明記されているか
・諸経費が高すぎないか

それぞれ詳しく確認していきましょう。

 

製品の詳細や単価が明記されているか

工事に使用する製品の詳細（素材・サイズ・具体的な製品名）や単価が明記されているか確認してください。
使用されているものの詳細が把握できれば、他社と見積もりの内容を比較する際に役に立ちます。

また、製品の詳細を明記しない業者は費用のごまかしや記載の横着などをしている可能性があります。
誠実な業者を見極めるためにも、詳細をよくチェックしておきましょう。

 

諸経費が高すぎないか

諸経費とは、工事を行うのにかかる人件費や職人の交通費・労務管理費・保険料・福利厚生費・事務用品費などの総称です。
内容が多岐にわたるため、「諸経費」として計上されます。

諸経費に含まれる内容は、工事を請け負う業者によって異なります。
保険料や交通費など別のカテゴリーで計上しているところもあれば、一括で「諸経費」に含めているところもあるため、不明な点があったら内訳を確認しましょう。

複数の業者に見積もりを依頼する「相見積もり」をした際に、諸経費が他の業者より明らかに高い場合は詳細を尋ねてみてください。
業者が言葉を濁す場合は、費用のごまかしや水増しに注意が必要です。

 

波板を交換する費用の相場

波板を交換する費用は、屋根の大きさ・階層・現場の環境などによって異なります。
したがって費用相場には幅があり、5〜20万円程度がおおまかな費用相場です。

正確な金額が知りたい場合には、業者に見積書を作成してもらうのが最も確実です。
以下のページに弊社の施工事例と参考価格を記載しています。
ご自宅の波板屋根に近い事例を探していただいて、おおよその工事費の見当をつけるためにご利用ください。

 

波板の材料費の相場

現在の波板素材の主流である、ポリカーボネートとガルバリウム鋼板の材料費について解説します。

 

ポリカーボネートの材料費

ポリカーボネート製の波板は、6尺（1820mm×655mm）のものだと1,500円程度～が相場です。
6尺未満のサイズの既製品はないため、小さいサイズは分割して使う必要があります。

ポリカーボネートは軽くて耐久性が高く、衝撃にも強い優れた素材です。
また価格の面も安定していて波板屋根の主流素材となっています。

 

ガルバリウム鋼板の材料費

ガルバリウム鋼板の波板は、6尺（1820mm×795mm）のものだと2,000円程度～が相場です。
ガルバリウム鋼板とは、鋼板に溶融した亜鉛とアルミとシリコンを付着させたものです。

昔からあるトタンと見た目は似ていますが、耐久性は大きく向上しています。
ポリカーボネート製の波板と比べても耐久性が高いです。
その一方でポリカーボネートと比べると重量があり、不透明なため屋根の下に太陽光が届かないデメリットがあります。
したがってベランダやテラスの屋根に設置されることはほとんどありません。

 

波板を交換する際は見積書で費用や修理内容を確認しよう！

今回は、波板の交換工事をする際に見積もりを作成したほうがいい理由を解説しました。

波板は、紹介したように素材によって値段が異なります。
また、工事の際は足場の設置費用がかかる場合があります。

ベランダ屋根の工事の場合、足場費用は10万円前後が相場です。
住宅をぐるりと囲む足場は必要ないため、他の住宅工事に比べて安く済むことが多いです。

見積もりを依頼することで、工事にかかる費用の詳細が把握でき、他の業者との比較もしやすくなります。
工事の際には、見積もりを作成してもらい、内容を詳細にチェックすることをおすすめします。

ポリカーボネート製の波板の特徴とは？施工費用やサイズなどを解説では、波板に適した素材であるポリカーボネートをご紹介しています。
耐久性に優れた素材が欲しい場合はぜひご確認ください。