波板屋根って?ポリカーボネートって?

波板屋根とは?

ベランダの波板
車庫の波板

波板屋根というとベランダ・テラス・駐車場・駐輪場の屋根によく使用されております。
波板屋根は水の流れが良く、耐久性が高く、材料費が安価で簡単に工事ができるということが波板屋根の主な特長です。

ポリカーボネートって?

ポリカーボネート アクリル 硬質塩化ビニル
重量
耐久性
耐衝撃性
耐候性
価格
ポリカーボネート

現在、波板というと、材質は「ポリカーボネート」が主流です。

この「ポリカーボネート」(私たち業界の人間は「ポリカ」と略すので以下ポリカと呼びます)は軽量・耐久性・耐衝撃性・耐候性・価格という点で優れており、多くの波板屋根に使用されております。
またポリカの波板は樹脂製なので透明で、屋根の下に陽の光を取り入れて、明るくすることができます。

軽量

軽量

面積1㎡(1m四方)の場合、重さが約1kgでとても軽量です。数ある屋根材の中でも一番軽量であるため、施工性も良くDIYにも適しています。

また材料が軽いので屋根を支える下地も一般的な屋根ほど、しっかりした構造で作らなくても良いと言う利点があります。(もちろん、最低限の強度は必要です)

高耐久性

高耐久性

ポリカの場合は屋外でも耐久年数は約10年と長持ちします。アクリル製のものよりも約20倍の強度があります。

アクリル製の波板は経年すると硬くなって割れやすくなります。ポリカの場合は粘り気があるのでアクリル製のものよりも硬くなるのが遅いのです。

よく台風の後に散乱している波板があると思いますがあれはアクリル製のものです。

高耐衝撃性

高耐衝撃性

硬質塩ビニル(塩ビ)材の比べると約30倍もの耐衝撃性があります。

大人の男性がポリカの上に乗っても割れることはありませんし、ハンマーで強めに叩いてもヒビがはいったりしません。

ちなみに、機動隊がもっている防弾盾は厚みこそ違いますが、ポリカーボネート製でできているのです。

高耐候性

高耐候性

日差しが強いテラスや暑い駐車場の屋根に波板は使用するので、耐候性が高くないといけませんよね?

ポリカの波板の表面には熱線をカットする特殊加工がしてあります。

また樹脂製の為、熱伝導率・熱吸収率が低いので陽が当たっても熱くなりにくい素材なのです。

安価

安価

ポリカの波板は樹脂製なので安価です。

また、ホームセンターにも置いてあるように定尺商品(決まった長さで販売されている)なので、オーダーメイドとは異なり、切断のコストがかかっていなく、工場で大量生産されているというのも安価な理由の一つです。

材料代が安いので劣化したり、変色したり、自然災害で破損してしまった場合は交換するのに、気軽に交換をすることができるのでお財布に優しいですね!

ポリカーボネートの波板のサイズって?

ポリカーボネートの波板のサイズ1
ポリカーボネートの波板のサイズ2

波板のサイズは決まっています。(=定尺品 といいます)
幅は655mm(65.5cm)、長さは1,820nmm〜3,030mmまでの5サイズの展開が一般的です。
完全オーダー品もできますが、これはかなりの枚数を発注しないと難しいです。
高さは厚み含めると波の底辺から上底まで10mm(1cm)になります。

※上記は「小波」のサイズになります。他に「大波」というものもありますが、一般的にはほとんど小波を使用します。

ポリカーボネートの波板の色って?

クリアとクリアフロストの違い1
クリアとクリアフロストの違い2

波板の色は多数ありますが、良く注文をいただくのは「クリア」「ブロンズ」「オパール」の3種類です。

「クリア」は光を通す光線透過率が一番高いのが特徴です。屋根の下を明るくしたい場合はこちらがおすすめです。
またクリアには「クリアフロスト」といってエンボス調(くもりガラスのような)に加工された商品があります。
これは、くもりガラスのように不透明にして波板を通して先が見えないようにするときに使用します。

ブロンズとブロンズマットの違い1
ブロンズとブロンズマットの違い2

3種類の中で一番よく発注をいただくのはこのブロンズです。
「ブロンズ」は色が付くことによって光線透過率をクリアより低くなります。
光が眩しい時、少し涼しく感じたい時、色にこだわりがある時はこちらがおすすめです。
またブロンズにもくもりガラスのような加工を施した「ブロンズマット」という商品があります。
色付きのブロンズを更にフロスト加工をしているので、波板の下を暗くしたり、涼しくしたりする効果があります。

ベランダの波板

「オパール」は通称「乳白色」ともいいます。
これはほとんど中が見えなくなりますので、隣家から中が見えないようするのに壁材としてよく利用されます。
もちろん屋根材にも使用されます。屋根に使うと光は多少入りますが、曇りの時は結構暗くなります。

弊社ではこのポリカの波板を標準品として交換工事をしております。

ポリカーボネートの波板を留める金具って?

ポリカーボネートの波板を留める金具

波板は置いたり、立て掛けたりするだけでは風に煽られて飛んでいってしまいますので必ず固定が必要です。
固定するのには波板専用の特殊な留め具が必要になります。

留め具の選定は下地の状態や形状によって異なりますので、ご自身で補修をされる方は参考にしてみてください。

傘釘

傘釘

面積1㎡(1m四方)の場合、重さが約1kgでとても軽量です。数ある屋根材の中でも一番軽量であるため、施工性も良くDIYにも適しています。

ビス

ビス

面積1㎡(1m四方)の場合、重さが約1kgでとても軽量です。数ある屋根材の中でも一番軽量であるため、施工性も良くDIYにも適しています。

ポリカフック

ポリカフック

面積1㎡(1m四方)の場合、重さが約1kgでとても軽量です。数ある屋根材の中でも一番軽量であるため、施工性も良くDIYにも適しています。

フックボルトセット

フックボルトセット

面積1㎡(1m四方)の場合、重さが約1kgでとても軽量です。数ある屋根材の中でも一番軽量であるため、施工性も良くDIYにも適しています。

パイプボルトセット

パイプボルトセット

面積1㎡(1m四方)の場合、重さが約1kgでとても軽量です。数ある屋根材の中でも一番軽量であるため、施工性も良くDIYにも適しています。

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