波板コラム

塩ビ波板はどう扱う?特徴やポリカ波板との違いから処分方法まで

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「塩ビ波板を屋根材として使いたいけれど使う場所に適しているかわからない」
「塩ビ波板を使ってDIYを検討しているが個人で扱えるものか知りたい」

そんなあなたへ、塩ビ波板の特徴やメリット・デメリット、購入時のポイントまでご紹介します。

塩ビ波板は安価で入手しやすいため、DIYにもよく利用する建材です。
しかし、長い目でみると塩ビ波板は安いと言えません。
DIYには向いているものの長期利用には向いていないのです。

塩ビ波板の特徴やメリットとデメリットを知ることで、あなたの目的に適した波板かどうかが分かるでしょう。

塩ビ波板とは

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塩ビ波板は、塩化ビニル樹脂でつくられた波状の板です。
塩化ビニル樹脂とは合成樹脂のことで、ポリ塩化ビニルとも呼ばれます。

耐用年数は2〜3年ほどです。
塩ビ波板は駐輪場や物置などの屋根として使用されており、身近な建材といえるでしょう。
扱いやすさから、DIYに使用する建材として人気があります。

塩ビ波板のメリット

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塩ビ波板を屋根材として使用するメリットは以下の3つです。

・安価で手に入る
・個人で加工できる
・軽量で他の建材への負担が少ない

それぞれ詳しくご紹介します。

安価で手に入る

塩ビ波板は他の波板に比べて安い価格で販売されています。
販売価格の目安は6尺で900円前後です。

ホームセンターや通信販売などで安価に手に入るため、個人で入手しやすい建材のひとつとなっています。

個人で加工できる

塩ビ波板は「波板切りバサミ」やカッターナイフさえあれば個人で加工できるところが魅力です。
波板切りバサミはホームセンターで購入できます。
塩ビ波板は個人で好みのサイズにカットして作業を行えるからこそDIYに向いているといわれるのです。

軽量で他の建材への負担が少ない

塩ビ波板はとても軽く、持ち上げたり移動させたりする際も苦になりません。
軽いからこそ、塩ビ波板を設置する他の建材への負担が少なくなります。
他の建材への負担が少なければ、重みによる傷みや劣化、歪みを防げるでしょう。

塩ビ波板のデメリット

ポイント

塩ビ波板を屋根材として利用するデメリットは以下のとおりです。

・劣化しやすい
・耐久性が低い

それぞれ詳しくご紹介します。

劣化しやすい

塩ビ波板は劣化しやすく長期の利用には向いていません。
劣化により柔軟性がなくなり、衝撃に耐えられなくなるのです。そのため割れやすくなります。飛来物があったときには容易に割れてしまうでしょう。

また、色あせや変色もしやすいです。劣化により反りが生じることもあります。
塩ビ波板は安価なため使用されることが多いものの、すぐに交換が必要な状態になってしまうのです。

耐久性が低い

塩ビ波板は他の種類の波板と比べて耐用年数が短いです。
経年劣化が激しいことから長持ちせず、すぐに割れてしまいます。
そのため長い目でみるとコストパフォーマンスが低い波板といえるでしょう。

塩ビ波板を購入するときのポイント

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塩ビ波板をホームセンターや通信販売などで購入するとき、以下3つのポイントをおさえておきましょう。

・ホームセンターで現物を確認して購入する
・波板は保存状態により変形する
・メーカーにより波の形状が異なる

それぞれ詳しくご紹介します。

ホームセンターで現物を確認して購入する

塩ビ波板を購入する際は、現物を確認しましょう。
色合いや寸法などはイメージと実際とで大きく異なることがあります。
本当にあなたのイメージどおりの商品かを確認したうえで注文すれば、購入の際に失敗しません。

波板は保存状態により変形する

波板は保存や運搬のときの状態によって、歪んだり膨張したりして形状が変わります。
そのため同じメーカーの塩ビ波板を購入しても、波が合わないということも起こるのです。
重ねたい既存の波板がある場合は現物を持参し、実際に合うかどうかを確認するようにしましょう。

メーカーにより波の形状が異なる

塩ビ波板はメーカーごとに波の形状が異なる場合があります。
そのため形状が違う商品を購入してしまうと波板の設置がイメージどおりにいかなくなるでしょう。

既存の波板を重ねたい場合はメーカーを確認して同じ製品を購入すると、作業時に頭を抱えずに済みます。

DIYの検討にあわせて業者にも相談してみよう


 

塩ビ波板は個人で扱いやすいためDIYを検討する方が多いかもしれません。
しかし、目的に対して塩ビ波板が適していなかったり、DIYでは難しい作業だったりするとイメージどおりの結果になりません。
失敗して雨漏りするといったリスクを抱えないよう、DIYだけではなく業者への依頼も考えましょう。

上記の動画では塩ビ波板からポリカーボネートへの交換作業をご紹介しています。
参考にしてみてください。

「波板屋根って?ポリカーボネートって?」では、波板に適した素材をご紹介しています。耐久性に優れた素材が欲しい場合はぜひご確認ください。

内野 友和

この記事は私が書いています。

1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。

20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。

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