波板コラム

ベランダ屋根の張り替え価格の相場はいくら?費用を抑えるコツもチェック!

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ベランダの屋根の破損を見つけたとき、真っ先に思い浮かぶのは修理費用のことです。

「いくらかかるんだろう?」「どうしたら安く済むのだろう?」
そんな不安や悩みを抱えるあなたへ、ベランダの波板屋根の張り替えにかかる費用相場と、価格を抑えるコツを紹介します。

業者選びを間違えてしまうと、相場に合わない高額な費用を請求される可能性があります。
こちらの記事を読めば、納得のいく価格でベランダ屋根の張り替えができるでしょう。

 

Contents

ベランダ屋根の張り替え価格の相場

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ベランダ屋根を波板で張り替える際の価格の相場は、材料費と施工費用を合わせ10万円ほどです。
張り替えるベランダ屋根の広さや、波板の種類によって材料費は変動します。

2階のベランダの屋根を張り替える場合は、工事用の足場の設置が必要です。
そのため、相場価格とは別に、足場の設置費用がプラス10万円ほどかかります。

ベランダ屋根の張り替え価格や事例についてもっと詳しく知りたい人は、以下のページを参照してみてください。

波板屋根の工事事例と価格

 

ベランダ屋根の張り替え費用が変動する要素

費用

ベランダ屋根の張り替え費用は全国共通ではありません。
以下5つの要素によって価格は変動します。

・素材
・修理内容
・工事業者
・工事場所の作業難易度
・足場の有無

それぞれの要素を詳しく説明します。
上記で挙げた要素に当てはまっていないかチェックしてみてください。

 

素材

ベランダ屋根に使う素材によって価格は変動します。
現在、よく使われているベランダ屋根の素材はポリカーボネートとガルバリウム鋼板です。
ガルバリウム鋼板よりポリカーボネートのほうが若干安いです。

ちなみに、耐久性や耐食性を求めるならガルバリウム鋼板が向いています。
透明な屋根で紫外線をカットしつつ、耐久性のある素材を使用したい場合はポリカーボネートがおすすめです。

それぞれ屋根のサイズによっても価格が変わるため、実際に現場を見てもらう必要があります。

 

修理内容

ベランダ屋根の修理内容が、屋根材の交換だけなのか、屋根を支えている支柱から全部交換なのかなどで金額は変わってきます。
支柱から全部交換する場合、支柱の本体代と屋根材代、施工費がかかるため費用は高めです。

一方、屋根材のみの交換であれば素材と施工費だけで済みます。
屋根材のみを交換する際は、部分的にではなくすべて交換しましょう。
破損していない既存の屋根材もいずれは交換を必要とします。

既存と新規で屋根材が異なると見た目も損なわれるため、すべて交換することをおすすめします。
支柱や基礎が問題なければ、屋根材のみの交換が可能です。
ただし、支柱が曲がっていたり壊れている部分があれば交換も検討しましょう。

 

工事業者

工事を請け負う業者によっても、ベランダ屋根の張り替え費用は大きく変わってきます。
ベランダ屋根の工事をするのが、自社施工の業者なのか下請け業者なのかでも費用は変動します。

費用を抑えたい場合は、自社施工の業者に依頼するのがおすすめです。
また地域に密着した自社施工の業者なら、交通費や出張費などが発生しなくて済みます。

施工場所から業者の拠点が遠いと、交通費が別途請求されることもあるのです。
少しでも費用が節約できるのは、地域密着型の業者でしょう。

 

工事場所の作業難易度

作業がしづらい現場の場合は、費用が増える可能性があります。
工事対象の現場が狭い場所にあったり、車がおけなかったりする場合は、別途費用がかかるケースがあります。

家の前に車が入ってこれないと、別の場所に車を停めなければなりません。
車との距離が遠いと材料の持ち運びに手間と時間がかかるため、作業効率が悪くなります。
よって作業費として別途費用がかかる場合もあるのです。

 

足場の有無

足場が必要な場合は、足場費用がかかります。
主に2階以上の場合が設置対象です。

足場は作業員の安全を確保するための手段です。
長年の経験があっても転落事故が起きる可能性はあります。
そのため、高所作業になるベランダ屋根の張り替えに足場は必要です

また足場があることで、丁寧に作業ができるのも足場のメリットです。
1階にベランダがある場合は、脚立やはしごなどで作業ができることが多いため、足場が不要で費用もかかりません。

 

ベランダ屋根の張り替え価格を抑えるコツ

ベランダ屋根を張り替える際、価格を抑えるコツは以下の5つです。

・DIYで張り替える
・相見積もりする
・施工を自社で行う業者に依頼する
・別の工事と合わせて依頼する
・火災保険が適用できるか調べる

価格を抑えるコツについて、それぞれ詳しく紹介します。

 

DIYで張り替える

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ベランダ屋根をDIYで張り替えることで、施工費がかからないため価格を安く抑えられます。
業者に依頼すると、施工費がかかりますが、DIYすれば材料費のみで済むため安く修理できるのです。なお、DIYであっても足場が必要な場合は足場の組み立て業者が必要です。

DIYで張り替える場合、波板と留め具、工具などが必要となります。
必要な材料と道具を購入したとしても、業者へ依頼するよりも価格は安く抑えられるでしょう。

ただし、ベランダ屋根の張り替えは高所の足場の悪い場所で作業するため、転落のリスクが生じます。
また、施工不良で雨漏りが発生したり、業者へ依頼するよりも長持ちしなかったりする可能性があるのです。

安心、安全にベランダ屋根の張り替えを済ませたいのであれば、最初から業者へ依頼するようにしましょう。

そして、ベランダ屋根に使用する波板は、耐用年数の長い「ポリカーボネート製」や「ガルバリウム鋼板製」がおすすめです。
波板の価格の目安は、以下のとおりです。

・ポリカーボネート製 6尺で1,500~3,500円程度
・ガルバリウム鋼板製 6尺で2,000〜4,000円程度

あくまで目安のため、使用する商品によって価格は変わります。

 

相見積もりする

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高額な工事価格で依頼することを避けるため、複数社へ見積もりを出してもらう「相見積もり」をしましょう。

相見積もりをすれば、複数の業者の工事費用を比べたうえで、依頼先を決められます。
そのため、安く工事してくれる業者を選べるのです。
また、価格が適正ではない見積もりにも気づきやすくなり、業者選びの失敗を防ぎやすくなります。

相見積もりしてみて、かなり安く見積もっている業者がいた場合は注意が必要です。
価格があまりにも安いと、追加で高額な費用を請求してくる悪質な業者の可能性あるからです。
相見積もりで2社を比較して、信頼できると感じた業者へ依頼しましょう。
それ以上の見積もりをしてもらっても、逆に比較することが難しくなり、選ぶのが大変になるでしょう。
ただし、信頼できる企業が早い段階で見つかった場合はすぐに依頼しても構いません。
相見積もりをすると悪徳業者が紛れ込む恐れがあるため労力の無駄となるでしょう。

相見積もりでの業者の選び方としては、「金額」も重要ですが、一番は会社や担当者の「人柄」です。
建築関連の工事は金額だけでは判断が非常に難しいため、この人は本当に任せても大丈夫かという直感を信じてみてください。
直感とはこれまでの人生の経験の蓄積でもあります。
大抵の場合は間違っていないため、業者選びにも活用するのが良いと、今までの職人経験から感じています。

 

施工を自社で行う業者に依頼する

テレビ朝日生出演

業者は、「施工を自社で行う」か、「下請けに流す」かの2種類に分かれます。
業者へ依頼するのであれば、施工を自社で行う会社に修理をお願いしましょう。
下請けに仕事を流す業者は、中間マージンがかかるため費用が割高になるからです。

下請けに依頼する業者は、主に大手や総合リフォーム会社です。
施工を自社で行う業者へ依頼したい場合、地域の建築板金業者へ相談しましょう。
地域の建築板金業者であれば、自社施工の可能性が高いです。

 

カーポートや駐輪場などの屋根を張り替える際に同時に依頼する

カーポート波板施工1

ベランダ屋根の張り替えを、ほかの屋根工事と合わせて依頼すると、費用を抑えられます。
同時に工事を行ってもらうことで、工事が一度で済み、別々で依頼するよりも人件費や足場代を抑えられるのです。

1回にかかる工事の支払い総額は増えてしまいますが、工事回数を減らせるため、別々で依頼するよりも長期的にはお得に張り替えられるでしょう。

 

火災保険が適用できるか調べる

設計図

ベランダ屋根の張り替えは火災保険が適用できる場合があるため、確認してみましょう。
もし火災保険が適用できた場合は、ベランダ屋根の張り替え費用を抑えられる可能性があるのです。

火災保険は、自然災害によりベランダ屋根が破損した場合にのみ適用されます。
たとえば、積雪の重さに耐えられず破損したり、台風で剥がれたり、雹やあられで穴があいた場合です。

自然災害以外では原則として使用できないため、安易に「火災保険で修理費が安くなります」と語る業者には注意しましょう。

ベランダ屋根の破損原因が自然災害かどうかを確認のうえ、火災保険が適用できるか調べましょう。

 

ベランダ屋根を張り替えした工事事例と価格一覧

ベランダ屋根を張り替える際に、どのような仕上がりになるのか、工事費用はいくらかなど知りたい方もいるのではないでしょうか。
このような疑問を抱いている方は、施工事例をチェックするのがおすすめです。
新しく張り替える際のイメージがしやすいように、波板プロで行った施工事例の写真や価格を紹介します。
ベランダ屋根を張り替える際の参考にしてください。

 

ひょうで破損したベランダ屋根を交換した事例1

事例1-1 事例1-2

・修理価格:60,000円
・修理期間:半日
・修理地域:東京都小平市
・修理理由:雹による破損

雹で破損したベランダ屋根を、ポリカーボネートのクリアーエンボスに張り替えました。
屋根の上から作業が行えたため、足場を設けなかった現場です。
雨樋も一緒に交換しました。
ベランダ屋根と家の屋根は同時に行えるため、部分補修の場合でもご相談ください。

 

ひょうで破損したベランダ屋根を交換した事例2

事例6-1 事例6-2

・修理価格:70,000円
・修理期間:1日
・修理地域:東京都東村山市
・修理理由:雹による破損

雹の被害に遭ってベランダ屋根に穴があいていました。
ポリカーボネートのブロンズクリアーに張り替えて、以前より外観が美しくなっています。
雹による被害だったため、火災保険の対象でした。
そのため申請した後に保険金が下りて、お客様の自己負担は発生しなかった現場です。
自然災害による被害であれば火災保険が申請できます。

 

経年劣化したベランダ屋根を交換した事例1

事例8-1事例8-2

・修理価格:80,000円
・修理期間:1日
・修理地域:東京都立川市
・修理理由:経年劣化

以前は屋根下が暗かった現場です。
ポリカーボネートのクリアーに張り替えて、屋根下に光が差し込むようになりました。
下地木材も腐食していたため、屋根材と一緒に交換しています。

 

経年劣化したベランダ屋根を交換した事例2

事例9-1 事例9-2

・修理価格:60,000円
・修理期間:1日
・修理地域:埼玉県新座市
・修理理由:経年劣化

家の屋根を工事した際に、ベランダの屋根も交換した現場です。
同時に行ったことで、足場を組む回数が1回分減りました。
ポリカーボネートのブロンズクリアーに張り替えて、スタイリッシュな印象の屋根に仕上がりました。

 

台風で屋根が飛んでいったベランダ屋根の修理事例

事例19-1事例19-2

・修理価格:60,000円
・修理期間:1日
・修理地域:埼玉県入間市
・修理理由:台風

台風の影響で3分の1ほどの屋根材が破損していました。
2回にベランダがあったため、2人がかりで張り替えを行っています。
ポリカーボネートのエンボスクリアを使用して、見た目もきれいになりました。

 

ベランダ屋根の張り替えを依頼する際に優良業者を探すコツ

DIY

ベランダ屋根の張り替えをしてくれる業者はたくさんあります。
どの業者に依頼していいか決め手が見つからず、悩んでいる人もいるでしょう。
以下に、ベランダ屋根の張り替えを依頼する業者を選ぶポイントを解説します。
ぜひ参考にしてください。

 

地域で長く営業している業者を探す

ベランダ屋根を直してくれる業者の多くが、地域密着型の業者です。
その中でも、長く営業している業者がおすすめです。
営業期間が長いということは、それだけ多くの顧客を抱えており、途切れず仕事が入ってくるあかしでもあります。
近隣であれば、イレギュラーなことでもすぐ対応してくれるでしょう。
また、事前に評判をインターネット上でチェックしておくのがおすすめです。

 

建設業許可をもっているか確認する

工事規模が小さい場合でも、建設業許可をもっている業者に依頼すると、安心感が得られます。
建設業許可とは、500万円以上の工事を請け負う際に必要な証明書です。
取得している業者には、経営業務の管理責任者や国家資格者、実務経験が一定年数を超えている職人が所属しています。

建設業許可がなくてもベランダ屋根の張り替え工事は実施可能です。
しかし、建設業許可をもっている業者は条件を満たした専門家が在籍しているため信頼性が高いメリットがあります。

優良業者を探す際の判断材料にしてください。

 

リフォームパートナー協議会(RECACO)に加盟をしているか確認

リフォームパートナー協議会(RECACO)では、リフォームを行うお客様の満足度を高めるために、加盟してる業者の施工の技術力や対応力、提案力を指導・育成しています。
お客様がわかりやすい見積書の作成方法も講習で指導されているため、工事内容ごとに価格を記載していきます。

加盟している業者はリフォームパートナー協議会(RECACO)が提供する講習を受けて現場に出ているのです。
そのため施工面や価格、対応力などの信頼性が高いです。
優良業者を探す際は、リフォームパートナー協議会(RECACO)に加盟しているかもチェックしてみましょう。

 

自社職人がいるか確認する

安心して施工を任せるなら、責任感が明確な自社職人がいる業者に依頼するのがおすすめです。
自社職人は教育が行き届いているため、技術面以外の対応力や提案力がお客様を思って行動しているため信頼性が高いです。

一方で施工を下請けに依頼する業者の場合は、責任感が弱く指示が行き届いていないケースもあります。
お客様と打ち合わせをするのは元請けで、施工をするのは下請けだと責任感が弱まる可能性があります。

下請けに丸投げする担当者もいるため、指示が行き届かない場合は満足の結果にはならないでしょう。
また自社職人ではなく、下請けを使う業者だと中間マージンがかかって費用が高くなるデメリットもあります。

費用面や信頼性を考慮すると、自社職人がいる業者に依頼するのが安心でしょう。

 

国家資格を取得しているか確認する

業者を選ぶ際は、屋根工事に関連する国家資格を保有しているか確認しましょう。
ベランダ屋根の工事自体に国家資格が必ず必要というわけではありません。
しかし、国家資格を保有している業者は専門知識や技術が高いため、安心して任せられる判断材料になります。

屋根の工事業者に取得しておいてほしい資格は、建築板金技能士、かわらぶき技能士、建築士、施工管理技士などです。
資格を取得しているかどうかは、業者のホームページで確認できます。

 

ベランダ屋根の修理実績のある業者を選ぶ

ベランダ屋根の修理を請け負ってくれる業者は、いろいろな工事を請け負っていることが大半です。
また、業務拡張でベランダ屋根の修理を請け負いはじめた業者もいます。

新規の業者の中にも、優良な業者はいます。
しかし、初めて業者に依頼する場合は、修理実績がある業者がおすすめです。

実績豊富な業者ならば、相談にも乗ってくれるでしょうし、柔軟性のある対応をしてくれるでしょう。

 

インターネットで地元の業者を探す

屋根修理業者が近くにないという場合は、板金屋さん(建築板金業者)を探してみるのも1つの方法です。
ベランダ屋根は建築板金屋さんが修理を請け負ってくれます。

表だって「工事をします」といっていなくても、相談すれば請け負ってくれるところが多いでしょう。
インターネットで「地域名+建築板金屋」で検索すれば、近隣の建築板金屋さんがヒットします。
あとは個別に問い合わせてみましょう。

 

ベランダ屋根の張り替えに使用される波板の素材と価格

波板修理画像5

ベランダ屋根に使用される波板は、主に次の3種類です。

・ポリカーボネート
・ガルバリウム鋼板
・塩化ビニル樹脂

それぞれの素材の特性を詳しくチェックしていきましょう。

 

ポリカーボネート

ポリカーボネートは合成樹脂の一種で、寿命は10年前後です。
透明なものから色つきのものまで種類が豊富で、透明性・耐衝撃性・耐紫外線にすぐれています。
現在の波板の主流である6尺(1820mm×655mm)は1,500~3,500円程度が相場です。ホームセンターでも手に入ります。

 

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板(アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板)は、耐食性・耐熱性に優れています。
寿命は15~20年ほどで、ポリカーボネートよりも長持ちします。
塗装のし直しができるので、メンテナンスをすればさらに寿命を延ばすことが可能です。
ただし、透明度は全くないので、太陽光を取り入れることはできません。
ベランダが暗くなり、洗濯物も乾きにくくなります。
光を取り入れたい場所には使いにくいのがデメリットです。

 

塩化ビニル樹脂

塩化ビニル樹脂は、合成樹脂の一種で柔らかく加工しやすいのが特徴です。
ガラス繊維を入れて耐久性を上げている製品もあります。
ただし、寿命は長くても4~5年くらいです。
紫外線にも弱いとデメリットも多く、塩化ビニル樹脂製で新しく屋根が作られることはほとんどありません。

 

ベランダ屋根の破損を放置するリスク

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ベランダはもともと屋根がなくても問題ない場所なので、つい破損を放置してしまうこともあるでしょう。
しかし、破損を放置しておくといろいろな問題が起こります。
以下に、ベランダ屋根の破損を放置するリスクを解説します。

 

割れた波板で怪我をしてしまう

割れた波板の破片は鋭利です。
うっかりそこに手で触れてしまうとケガをする恐れもあるでしょう。
また、小さな穴や破れでも放置しておくと格段に弱くなり、ある日いきなり屋根が大きく破損する恐れもあります。
ですから、破損が小さい場合でもできるだけ早いうちに修理しておきましょう。

 

近所へ波板の破片が飛んで行ってしまう

破損が広がると近所に破片が飛んでいき、物品を傷つけたり人を怪我させたりする怖れがあります。
特に、台風で強風や大雨に当てられると小さな破損が一気に大きな損害につながることもあるでしょう。
軽い破片でも勢いよく飛んでくれば凶器になります。
破損の被害が小さいうちに、早めに対処することが重要です。

 

雨漏りしてしまう

ベランダ屋根が破損するとそこから雨漏りします。
今まで当たり前のように雨の日でも干せていた洗濯物が干せなくなると、不便に感じることでしょう。
またベランダの床面に直接雨がふると、住宅内部への雨漏りにつながる可能性もあります。
いずれにしても、早めの対処をおすすめします。

 

ベランダ屋根の張り替えは工夫することで価格を抑えられる

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ベランダ屋根の張り替えは、工夫しだいで高い工事費用を抑えられます。
ご紹介した5つのコツのなかでも、おすすめは「施工を自社で行う業者に依頼する」です。
施工を自社で行う業者に依頼すれば、中間マージンが発生しない分、工事価格を抑えられるのです。

もちろん、災害による破損であれば「火災保険の適用」が価格を抑える方法になります。
ベランダ屋根の現状と予算を明確にしたうえで、専門業者へ修理の相談をしましょう。

「波板屋根って?ポリカーボネートって?」では、波板に適した素材をご紹介しています。耐久性に優れた素材が欲しい場合はぜひご確認ください。

内野 友和

この記事は私が書いています。

1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。

20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。

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