波板コラム
波板の値段は?各ホームセンターでの販売価格を種類ごとに比較!
「波板を安く入手したい」
「波板の購入で失敗したくない」
そんなあなたへ、各ホームセンターの販売価格を波板の種類ごとにご紹介します。
波板は手軽に扱える建材のひとつです。
DIYで使用するなら、安価で扱いやすい塩ビやポリカの波板をおすすめします。
ただ、既設の屋根にぴったり合う形状の波板を見つけるのは難しいです。
無駄な手間や費用をかけずに済むよう、購入時のポイントも確認しておきましょう。
Contents
【種類別】波板の用途と値段の目安
波板は、種類によって適する用途や耐用年数、価格が異なります。
種類ごとに以下の表へまとめました。こちらを参考に使用する波板を決めましょう。
※用途は使用例のため記載以外の目的でも波板を使用できます
5つのホームセンターにおける波板の販売価格を種類別に比較
ホームセンターのオンラインショップにおける波板の販売価格を種類ごとに紹介します。
オンラインショップと実店舗とで、取り扱い状況や価格が異なる場合があるためご注意ください。
※価格は6尺での税込表示です
※コーナンのオンラインショップでは10枚セットのみの販売です。上記価格は1枚あたりの金額を割り出した数字です
波板を購入する際に気をつけたいポイント
波板を張る際は既設の部材と重ねる部分が必要なため、波板の形状が合わないと思い通りに作業が進みません。
購入時に気をつけたいポイントは以下の3つです。
・保管や搬送するときの状態で形状が変化する
・種類によっては自分でカットするのが難しい
・目的によっては業者へ依頼したほうが手間も費用も削減できる
それぞれ詳しくご紹介します。
保管や搬送するときの状態で形状が変化する
波板は湿度や温度、衝撃などの影響で形状が変化します。
そのため保管や搬送のときの状態によって、同じメーカーの波板でもきれいに重ねられない場合があるのです。
重ねたい波板の現物を持っていき、実際に重ねられるか実店舗で確認してから購入しましょう。
種類によっては自分でカットするのが難しい
波板はDIYで加工できるものと、できないものがあります。
塩ビやポリカなどはノコギリや波板切りバサミでカットできますが、他の種類だと難しいでしょう。
加工できる材質が限られてしまうと選択の幅も狭まるため、イメージしていたとおりに屋根が仕上げられないおそれがあります。
目的によっては業者へ依頼した方が手間も費用も削減できる
目的によっては、DIYよりも業者に依頼したほうがコストを削減できます。
個人で加工できる波板は耐用年数が短いです。
作業時に傷や割れが生じやすく、きれいな仕上がりにするのも至難の業でしょう。
失敗すると手間も費用も水の泡となり、さらには再度施工するための追加費用が必要となります。
後悔しないためには最初から業者に依頼することをおすすめします。
波板の価格は販売店舗によって異なる!セール日も確認しておこう
波板の販売価格は店舗によって異なります。
ネットショップと実店舗でも金額が異なってくるため、DIYする場合はホームセンターへ直接足を運んでみましょう。ホームセンターによってはセールを開催する場合もあります。セール日も確認しておくことで、お得に材料を入手可能です。
施工の手間と費用を削減したければ屋根工事業者への依頼も検討してみましょう。
少しでも不安や懸念点がある場合は相談してみることをおすすめします。
「波板屋根って?ポリカーボネートって?」では、波板に適した素材をご紹介しています。耐久性に優れた素材が欲しい場合はぜひご確認ください。
内野 友和
この記事は私が書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。
20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。