波板コラム

波板の張り方を詳しく解説!屋根だけでなく壁への取り付け方も紹介!

波板5

波板は薄くて軽いのに耐久性が高い素材なので、ベランダや駐車場の屋根によく使われています。
しかし、波板の張り方を間違えると思わぬ事故につながることもあります。
そのため、波板の正しい張り方を知りたいという方も多いことでしょう。
今回は、波板の正しい張り方を詳しく紹介します。
屋根だけでなく、壁への張り付け方も解説するので、DIYで波板を使いたいと思っている方は、ぜひこの記事を読んで参考にしてみてください。

 

波板の張り方

カーポートの屋根3

はじめに、波板の張り方を順を追って説明していきます。
波板を正しく張るためには、手順に沿って作業をすることも大切です。
施工不良や事故を防ぐためにも、手順を覚えてから作業しましょう。

 

サイズに合わせてカットする

まずは、波板を張りたい場所のサイズに合わせてカットしてください。
波板は、ポリカーボネート製やガルバリウム製などがあります。
ポリカーボネート製は、はさみやカッターでカットできます。
紙を切るようにカットしていきましょう。
ガルバリウム製の波板は、耐久性が高いので電動ノコギリでカットしてください。
ホームセンターによっては、好みのサイズでカットしてくれるサービスを実施しているところもあります。
ガルバリウム製の波板をカットする自信がない場合は、ホームセンターのカットサービスを利用しましょう。

 

位置に合わせる

波板をカットしたら、張り付ける位置に合わせていきます。
屋根に設置する場合は、強風によるめくれを防ぐため、風下(水下)から設置していきましょう。
また、屋根材として用いる場合は、軒先を作る必要があります。
軒先の長さは、雪が降らない地域は10cm以下、積雪が多かったり強風がある地域だったりする場合は5cm以下にします。
また、1枚では幅が足りず2枚の波板を重ね合わせる場合、2.5山以上の重ね代を取ってください。
2.5山未満だと、重ねた部分から雨水が入り込んでしまい、雨漏りの恐れがあるためです。

 

留め具の位置に穴をあける

波板を張る位置が決まったら、留め具を取り付けるための穴をあけます。
穴は必ず山の部分にあけます。
雨漏りの原因になるため、谷にあけてはいけません。
波板の穴はキリでもあけられますが、電動ドリルを使うと楽に作業できます。
大量に穴をあける場合は、電動ドリルを使いましょう。
また、留め具は波板の5山以上おきに取り付けてください。
5山以上にしないと、豪雨や豪雪の際、隙間から雨漏りしてしまいます。
穴のサイズは、留め具の直径より1~2mm大きいと設置しやすいです。

 

留め具で固定する

波板に穴をあけたら、留め具で固定してください。
留め具は動かなくなるまでしっかりと留めましょう。
固定する際、下地の色と留め具の色が同色系であることが理想です。
たとえば、下地の色が白で留め具が黒系だと、マッチしません。
留め具が目立ってしまうでしょう。

 

外壁を波板にするための張り方

スレート屋根(カバー工法)

外壁の壁材として波板を設置する場合も、基本的に張り方は屋根と同じです。
波板をカットして、下地に留め具で取り付けてください。
壁も屋根と同様、しっかりと留めないと強風で剝がれてしまいます。
波板用の留め具を使い、しっかりと固定して強風や豪雨にも負けない強度に仕上げましょう。

 

外壁に波板を張る際の注意点

外壁の角部分には、カットした別の波板を折り曲げてかぶせるように設置して、見た目がきれいになるように整えましょう。
外壁に張る波板を無理に曲げて角に合わせるよりも、見た目が美しいです。
また、無理な力がかからないので留め具で固定しやすくなります。

 

波板を横張りにできる?

波板は縦張りするのが一般的ですが、横張りも可能です。
屋根に横張りする場合は、雨がスムーズに流れていけるように勾配を考えて設置してください。
壁材として波板を使う場合は、横張りでも全く問題ありません。
横向きの波模様もおしゃれに見えます。
また、縦張りでも横張りでも、強度に変わりはありません。

 

波板は正しい張り方で見た目の良さと耐久性を向上させよう

ガルバ波板2

波板は、屋根材や壁材の中でもDIY初心者が扱いやすい素材のひとつです。
加工もしやすく軽いので、さまざまな場所に使えます。
ただし、張り方が甘いと強風で飛んでしまい、人身事故や物損事故の原因となるので注意してください。
波板の留め具は専用の製品を使い、複数枚を重ねる場合は強度を考えて施工するようにしましょう。
正しい張り方をすれば、波板は耐久性も維持できて、見た目もきれいに仕上がります。

「波板屋根って?ポリカーボネートって?」では、波板に適した素材をご紹介しています。
耐久性に優れた素材が欲しい場合はぜひご確認ください。

内野 友和

この記事は私が書いています。

1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。

20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。

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