波板コラム

波板を留めるフックの付け方とは?施工の際の注意点も解説!

代表的な波板の留め具

ベランダや駐車場などの屋根に使われている波板は、専用の留め具で固定されています。
波板の留め具のひとつにフックタイプがありますが、「外し方がわからない」「留め方が知りたい」という方も多いでしょう。
波板を施工する前に、フックの付け方を確認しておきたいところです。
今回は、波板を固定するフックの付け方や外し方を解説します。
DIYで波板を設置したいと考えている方は、ぜひこの記事を参考にして挑戦してみてください。

 

波板のフックの付け方

ガルバ波板1

波板にフックを取り付ける場合、まずは電動ドリルで穴をあけます。
キリでも可能ですが、穴をたくさんあける場合は電動ドリルが便利です。
穴はフックの直径より1~2mm大きくあけると、スムーズに設置できます。
穴にフックの先端を差し込み、下地に引っ掛けるようにして取り付けたら完成です。

 

波板のフックの外し方

波板2

波板のフックは、ひねるようにして外していきます。
ポリカフックの場合は、留め具の上部を手でひねりながら回すと外れます。
フックボルトセットの場合、ネジ部のナットを緩めて、本体を回転させながら外していきます。

 

波板のフックを付ける際の注意点

フックボルトセット

波板のフックを付ける際の注意点は、主に5つあります。
フックの取り付け方を間違えると、波板の寿命が短くなったり、ガタついたりします。
以下で、波板のフックを取り付ける際の注意点をそれぞれ解説するので、ぜひ参考にしてください。

 

サイズを間違わない

波板を取り付けるフックの場合、さまざまな長さの種類があるため、サイズを間違えないようにしましょう。
ポリカフックの場合、フックをかける箇所の長さに12~13mmプラスしたサイズを選びましょう。
フックは、サイズが短すぎても長すぎてもうまく設置できません。
特にフックが短いと、強風が吹けば波板が耐えきれずに吹き飛んでしまいます。

 

フックの種類を間違わない

フックには複数の種類があり、下地によって選べるタイプが異なります。
下地に合ったフックの種類を選ぶようにしましょう。
例えば、下地がアルミの場合はポリカフックを、L型アングルの場合はフックボルトセットを使ってください。

 

波板の5山ごとに取り付ける

波板の留め具は、基本的に5山ごとに取り付けます。
ただし、波板と下地の状態によっては、3山や4山で留め具を取り付ける場合もあります。
しかし、強度の面から、5山以上あけて留め具を取り付けないようにしましょう。

 

正しい付け方をする

波板の留め具は正しい付け方をしないと、耐久性が落ちてしまいます。
正しい付け方がわからない場合は、屋根業者に尋ねるか取り付けを依頼しましょう。
留め具が正しく取り付けられておらず、波板が強風で吹き飛んだ場合、思わぬ事故を引き起こす可能性もあります。
施工方法に不安がある方も、屋根業者に工事を依頼しましょう。

 

フックのみの交換は難しい場合がある

フックのみの交換は、波板の破損につながる場合があるため難しいです。
雨風や紫外線にさらされている波板は、留め具と同じく劣化しています。
そのため、留め具だけ新しく交換しようとしても、取り外す際に波板も破損する可能性が高いです。
フックを交換する際は、波板の状態も確認して、劣化症状が見られたら安全のためにも両方とも新しく取り替えることをおすすめします。

 

波板のフックは正しい付け方で施工して耐久性を上げよう

ポリカフック

波板のフックは、正しい付け方をすることで耐久性を上げられます。
また、耐久性を維持するためには下地に合ったタイプのフックを選ぶことも重要です。
もしもDIYでの波板フックの設置が難しいと思ったら、無理せずに業者へ依頼しましょう。また、事故を防ぐためにも、波板本体とフックは同時に交換することをおすすめします。

「波板屋根って?ポリカーボネートって?」では、波板に適した素材をご紹介しています。
耐久性に優れた素材が欲しい場合はぜひご確認ください。

内野 友和

この記事は私が書いています。

1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。

20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。

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