波板コラム

カーポート屋根の張り替え価格は?波板修理の目安料金からDIYの注意ポイントまで

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「カーポート屋根の波板を張り替える際の価格を知りたい」
「カーポート屋根をDIYで張り替えられるか知りたい」

そんなあなたへ、カーポート屋根の張り替え価格と、波板で行う際の目安料金をご紹介します。
価格は張り替える面積や使用する材料、施工業者などにより大きく変動します。
また、安く済ませようと思うと、かえって高くついてしまうケースもあるでしょう。

どうしても安く済ませたいのなら、工事価格を抑えるポイントを確認しておきましょう。
工事価格を抑えるポイントを知ることで、無駄な費用を払わずに済みます。

 

Contents

カーポート屋根の素材の価格

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カーポート屋根の価格は、素材によって異なります。
カーポートの屋根に使われる素材には、以下のような種類があります。

・ポリカーボネート
・ガルバリウム

ポリカーボネート製の鉄板小波波板の価格は、6尺(1,820mm×655mm)で1,500~3,500円程度です。
ガルバリウム製の鉄板小波波板の場合、6尺(1,820mm×795mm)で2,000〜4,000円程度となります。
ガルバリウム製の波板の方が価格は高いですが、耐用年数が15~20年とポリカーボネート製の10年よりも長めです。
カーポートのメンテナンスの手間を可能な限り省きたい場合は、ガルバリウム製の波板を設置するのがおすすめです。
ただし、ガルバリウム製の波板は太陽光を通しにくいので、カーポートの下が暗くなります。
波板の素材を選ぶ際は、業者と相談して適切な種類を選びましょう。

 

破損したカーポート屋根を張り替える方法

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破損したカーポート屋根を張り替える方法について解説します。
一般的に、カーポート屋根を張り替える際は以下のような流れで行います。

・屋根を取り外す
・下地を掃除する
・新しい波板屋根を設置する

はじめに、破損したカーポート屋根を取り外しましょう。
カーポート屋根は、釘やフックなどで取り付けられています。
そこで、まずは取り付けられているフックや釘などの留め具を全て撤去していきます。
留め具を全て撤去した後に、既存のカーポート屋根を取り外してください。

既存のカーポート屋根をきれいに取り外した後は、下地の溝に溜まっているゴミを取り除きます。
カーポート屋根の下地部分は落ち葉や砂などが多く溜まっている場合が多いです。
しかし、波板屋根を設置している間はなかなか掃除ができません。
カーポート屋根を交換する機会に、しっかりと掃除を行いましょう。
溜まっていたゴミの掃除が終わったら、新しいカーポート屋根を取り付けていきます。

 

カーポート屋根の張り替えや修理を業者へ依頼する料金の目安

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カーポート屋根を張り替える場合、材料費と工事費用を合わせて約10万円ほどかかります。

材料費は波板・パネル1枚で1〜3万円ほどです。
波板・パネル約8枚分の一般的なカーポート屋根をすべて張り替えするのなら、安くても8万円ほど材料費が必要となるでしょう。
波板・パネル料金と別に工事費用が発生するため、合計では約10万円が目安となります。

波板・パネルの種類や、張り替える枚数・面積により料金は大きく変動します。
部分的な張り替えの場合は安く済みますし、全面張り替えであれば高額になるでしょう。

 

カーポート屋根の波板をDIYで張り替えする際の価格

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カーポート屋根を個人で張り替える場合に必要な価格は3〜5万円ほどです。

8尺サイズのポリカ波板の使用を想定した場合、材料費は2,100〜4,100円程度×8枚で16,800〜32,800円程度となります。
材料費と別にビスや工具などの費用がかかるため、合計で3〜5万円ほどの価格になるのでしょう。

DIYで扱う材料はポリカ波板と塩ビ波板をおすすめします。
どちらも光を通して見栄えがよいだけでなく、個人でも加工しやすい建材です

今回はポリカ波板で価格の目安を算出しましたが、塩ビ波板を使用すればさらに材料費は抑えられるでしょう。

 

カーポート屋根をDIYで張り替える際の注意点

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カーポート屋根をDIYで張り替える際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
以下にて、カーポート屋根をDIYで張り替える際の注意点について解説します。
DIYで施工したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

ケガに注意して作業する

カーポート屋根を張り替える際は、ケガに注意して行いましょう。
特に、屋根材のカットや留め具の固定時などにケガをしやすいです。

カーポート屋根を外したり、取り付けたりする際は、高い場所での作業になります。
足を滑らせて落下すると大ケガをしてしまう危険性もあるので、注意が必要です。

また、屋根材の端や使用する道具で小さな子どもやペットがケガをする恐れもあります。
そのため、作業中は近くに子どもやペットが来ないように注意しておきましょう。

 

屋根材の裏表を確認してから設置する

屋根材の波板には裏表があるため、設置前に確認してから施工しましょう。
波板の裏表を確認する際は、「シールを確認する」「表面のザラつきをチェックする」といった2つの方法があります。

メーカーによっては、波板の裏表がわかりやすいようにシールを貼って明記している商品もあります。
特に、UVカットや耐水性のある波板は、裏表を間違えて施工しないためにシールが貼られている場合が多いです。
そのため、波板にシールが貼ってある場合は、施工前に剥がさないようにしておきましょう。

また、マットタイプの波板の場合は、ザラザラしている面が裏側になります。
波板の表面を触って確認しましょう。
もし、波板を裏表間違えて施工してしまったら、耐久性が低下します。
経年劣化するスピードが速くなり、汚れも目立ちやすくなるので注意が必要です。

 

正しい留め具を使用して施工する

カーポート屋根に波板を施工する際は、下地に合った留め具を使用しましょう。
波板の留め具には、主に以下のような種類があります。

・ビス
・傘釘
・ポリカフック
・フックボルト
・パイプボルト

ビスには下地が木製用または金属製用があるので、使用する際は注意が必要です。
傘釘は下地が木の場合に使用します。
釘の上に傘のようなカバーが付いているため、雨漏り予防の効果があります。
また、下地がアルミ製の場合は、耐久性に優れているポリカフックを使います。
フックボルトは下地がL型アングルの場合に、パイプの際はパイプボルトの留め具を選びましょう。

 

留め具は波板の5山おきに固定する

一般的に、波板の留め具は5山置きに固定します。
強風がよく吹く地域では、5山よりも少ない山数で施工する場合もあります。
また、波板同士の重なり部分は必ず固定する必要があるため、留め具は多めに用意しておきましょう。

 

留め具は波板の山側に固定する

カーポート屋根の留め具は、波板の山側に固定しましょう。
谷側は雨水が流れてくるため、留め具を留めると穴があき雨漏りの原因になります。
また、留め具によっては谷側にうまく施工できず、波板屋根の強度を下げてしまう場合もあります。
雨漏りを防止したり波板屋根の強度を維持したりするためにも、留め具は必ず山側に固定しましょう。

 

カーポート屋根をDIYで修理するメリット

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カーポート屋根をDIYで修理する場合は、主に以下のようなメリットがあります。

・施工価格を抑えられる
・好きなタイミングで施工できる

以下にて、2つのメリットの具体的な内容について解説していきます。

 

カーポート屋根の施工価格を抑えられる

DIYの一番のメリットは、業者に依頼するよりも施工価格が抑えられる点です。
業者に依頼した場合は、材料費や人件費などがかかりどうしても費用が高くなってしまいます。
しかし、DIYでカーポート屋根を修理する場合は、材料費のみで予算を抑えることが可能です。
ただし、DIYをはじめて行う際は、材料だけでなく脚立や電動ドリルなどの工具の準備も必要です。
初期費用と業者に依頼した際の費用を比べてみて、DIYで行うかを検討しましょう。

 

好きなタイミングで施工できる

業者に依頼するとスケジュールの調整が難しい場合もありますが、DIYでは好きなタイミングで施工できます。
仕事が忙しかったり、日中はあまり家にいなかったりする人などは、業者に修理依頼をしづらいです。
しかし、DIYで修理を行えば自分のペースで施工できるため、スケジュールを調整しやすくなります。

 

カーポート屋根をDIYで修理するデメリット

DIYの可否

カーポート屋根をDIYで修理する際は、以下のようなデメリットがあります。

・工事を失敗する場合がある
・ケガを負う場合がある

以下にて、2つのデメリットの具体的な内容について解説していきます。

 

工事を失敗する可能性がある

DIYでカーポート屋根の修理を行ったら、失敗してしまう場合もあります。
軽微な失敗であれば修復しやすいです。
しかし、破損が深刻だと補修に莫大な費用がかかる恐れがあります。
場合によっては、修理は業者に依頼した方がよいでしょう。

 

ケガを負う場合がある

DIYで施工すると、慣れない作業によってケガを負う場合があります。
普段は使わない工具を使っていると、ケガをする人も少なくありません。
さらに、カーポート屋根の修理は高いところで作業するため、落下事故のリスクがあります。
DIYでカーポート屋根を修理する際は、安全に留意して作業を行いましょう。
ケガを負うのが心配な人は、業者への依頼を検討することをおすすめします。

 

カーポート屋根の工事価格を抑えるポイント

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カーポート屋根にかかる費用をできるだけ抑えたいのなら、次の5つのポイントを意識しましょう。

・地域の特性を考慮する
・強度を重視して材料を選ぶ
・複数の業者へ見積もりを依頼して比較する
・適したタイミングで修理する
・応急処置をしておく

それぞれ詳しくご紹介します。

 

地域の特性を考慮する

地域の特性に適した商品を選ぶことで、無駄な費用が発生するのを防げます。

地域によっては台風が頻繁に襲ってきたり、雪が積もったりする場合があります。
そういった事情を考慮して、強風や凍害に強い材料を選びましょう。

地域の特性に合わない材料を使った場合、すぐに壊れてしまうおそれがあります。
ひどい場合だと、撤去して再度カーポートを設置することになるでしょう。

 

強度を重視して材料を選ぶ

たとえ強風や雪の心配がないとしても、耐久性が高い材料を選びましょう。
もろい材料を選んでしまうと、頻繁に修理や張り替えが必要となります。
長い期間で考えたとき、コストパフォーマンスが悪くなるでしょう。

初期投資をしっかりしておけば、その後は余計な修理や張り替え費用を払わずに済むでしょう。

 

複数の業者へ見積もりを依頼して比較する

カーポート屋根の修理や張り替えは、業者によって工事の価格に大きく差が出てきます。
工事価格を抑えたいのなら複数の会社に見積もりを出してもらい、価格が安い業者を選びましょう。

ただし、安さだけを重視してしまうと悪質な業者に騙されてしまう危険があります。
安さだけではなく、対応や施工実績、専門性などを考慮して信頼のおける業者に依頼しましょう。
カーポート屋根の張り替えの場合は基本的に建築板金業者が適しています。

 

適したタイミングで修理する

カーポート屋根が破損したら、放置するのではなく、早めに適したタイミングで修理するのがおすすめします。
破損を放置しておくと被害が拡大して、修理費用がさらにかかってしまうことになるためです。
そのため、カーポート屋根の破損を発見したら、なるべく早く対応しましょう。

 

破損したら応急処置をしておく

カーポート屋根が破損しているのを見つけたら、応急処置をしてから業者に依頼するようにしましょう。
業者にカーポート屋根の修理を依頼しても、即日駆けつけてもらえない場合もあります。
もし、すぐに業者が対応できないような場合には、応急処置をして被害の拡大を防ぐようにしましょう。
応急処置には、風で破損箇所が悪化しないようにブルーシートを被せたり、防水テープで保護したりする方法があります。
ただし、ブルーシートを屋根に被せたりテープで応急処置をしたりする際は、転落やケガをしないように注意しておきましょう。

 

カーポート屋根の張り替え価格は火災保険でカバーできる場合がある

火災保険

カーポート屋根の張り替えにかかる施工価格は、火災保険でカバーできる場合があります。
カーポート屋根の修理で火災保険が適用となるポイントや注意点などを、以下で詳しく解説します。

 

火災保険が適用となる条件

カーポート屋根の修理で火災保険が適用となる条件は、被害が「自然災害」と認められた場合です。
カーポート屋根の破損が劣化による場合は、補償対象外です。
自然災害の被害とは、台風や雹(ひょう)などによる破損が対象になります。
台風や強風における風災での被害は、最大瞬間風速が秒速20メートル以上であった場合は申請可能です。

また、一般的に火災保険の申請期限は3年以内になります。
そのため、すでに業者が修理を行っている場合であっても、被害から3年以内であれば保険の申請ができます。
ただし、修理費用が20万円未満になるときは、補償の対象外になる可能性が高いので注意しましょう。

 

火災保険が適用されやすいカーポート屋根の破損状況

火災保険が適用されやすいカーポート屋根の破損状況は、突発的な風災や雪災などが発生したケースです。
たとえば、台風の際の最大瞬間風速が秒速20メートル以上で波板が吹き飛んでしまった場合です。
また、雪が大量に降り、屋根からの落雪によって波板が破損した場合も補償される可能性があります。

カーポート屋根の破損を発見したら、まずは保険会社に連絡をしてみましょう。
修理業者によっては、火災保険の手続きをサポートしてくれる場合もあります。
ただし、保険の申請は必ず加入者が行わないといけません。
申請も行うといってくる業者は詐欺の可能性があるため、依頼は避けておきましょう。

 

火災保険を利用する際の注意点

火災保険の補償内容は保険会社によって異なるため、必ず加入している保険の補償内容を確認しましょう。
火災保険によっては、自然災害の補償を外して契約できるタイプもあります。
そのため、保険の加入時に自然災害による補償を外してしまい、そのまま忘れている人もいらっしゃいます。

また、火災保険の種類によっては、免責金額が設定されている場合があります。
もし、免責金額が設定されている場合には、支払われる保険金の額が大きく異なるケースもあるため補償内容を確認しておきましょう。
たとえば、免責金額が3万円の火災保険で、25万円の修理費用が認められたとします。
損害費用の25万円から免責金額の3万円が引かれて、22万円が保険金として保険会社から支払われます。

さらに、火災保険を申請する際は証拠写真の提示が求められます。
証拠写真がない場合には、補償が認められない恐れがあるので破損箇所はしっかりと撮影しておきましょう。

 

カーポート屋根の破損をできるだけ防ぐ方法

ポイント3

カーポート屋根の破損をできるだけ防ぐおすすめの方法は、以下の4つです。

・台風が来る前に点検する
・耐用年数より前に交換する
・屋根からの落雪を防ぐ
・優良業者に施工を依頼する

カーポート屋根はしっかりと対策すれば破損を防止できる場合があります。
対策方法を確認して、波板屋根の寿命を縮めないようにしましょう。
以下にて、カーポート屋根の破損をできるだけ防ぐ方法について詳しく解説します。

 

台風が来る前に点検をしておく

天気予報で台風が近づいていることがわかれば、カーポート屋根の点検を行って必要な箇所は補修や強化をしておきましょう。
カーポート屋根の点検では、「支柱に歪みがないか」、「留め具の釘やフックが外れていないか」などを確認します。
もし、点検で異常を発見した場合は、台風が来る前にカーポート屋根を補修しておきましょう。

 

耐用年数より前に交換しておく

カーポート屋根の耐用年数より前に新しい部材と交換しておけば、劣化による破損を防ぎやすいです。
カーポート屋根は耐用年数が過ぎてしまうと、いつ破損してもおかしくない危険な状況になります。
波板の素材別の耐用年数は、以下の表の通りです。

波板の素材別の耐用年数表

 

屋根からの落雪を防ぐ

もし、波板の耐用年数が近づいている場合は、カーポート屋根の張り替えを検討しましょう。

カーポートが住宅のすぐ側にある場合は、建物の屋根からの落雪によって破損するケースがあるため対策が必要となります。
落雪事故を防止するためには、屋根に雪止めの取り付けをしましょう。
金具タイプの雪止めの種類には、「羽根付き」と「アングル」の2つがあります。
雪止めの材質には、ステンレスやアルミなど、耐候性・耐久性が高いタイプが使用されています。
屋根に落雪予防を施しておけば、カーポート屋根の破損だけでなく、雪が落下することによる人身事故も防ぎやすいです。

 

優良な業者にカーポート屋根の施工を依頼する

優良な業者に施工を依頼すれば、工事の失敗が少なく、耐久性のあるカーポート屋根に仕上げてもらえます。
ただし、業者選びを失敗すると悪徳業者から高額な施工費を請求される恐れがあります。
また、悪徳業者に依頼すると施工不良も発生しやすく、すぐに屋根が劣化してしまう可能性もあるのです。
カーポート屋根の施工を業者に依頼したいと考えているなら、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。
見積書の内容は明確か、工事内容は丁寧に説明してくれるかなどをチェックして、優良業者を選ぶようにしましょう。

 

カーポート屋根の張り替えを依頼する際の優良業者の選び方

説明

カーポートの屋根の張り替えを依頼する業者を選ぶ際のポイントを解説します。
押さえておくべきポイントは、以下の4点です。

・見積書の内容を確認する
・施工実績を確認する
・対応が丁寧か確認する
・不要な施工をすすめない業者を選ぶ

紹介するポイントに注意して業者を選べば、工事の失敗を防いで満足できる施工を行ってもらえるでしょう。
ぜひ、参考にしてみてください。

 

見積書の内容を確認する

見積書を受け取ったら、まずは内容をよく確認してみましょう。
見積書は、業者の良し悪しがあらわれます。
内訳がわかりやすく記載してある見積もりを作成する業者は、依頼主のことをよく考えている優良な会社です。

反対に、内訳がほとんど書かれていない見積もりを作る業者には注意が必要です。
また、見積もりで提示された価格以外にも費用が発生する可能性があるか必ず確認しておきましょう。

 

施工実績の多さを確認する

カーポート屋根の張り替えの施工実績が豊富かどうか、確認しておきましょう。
施工実績が多い会社ほど、技術力は高めです。
また、実績が豊富であればイレギュラーな事態にもスムーズに対応してくれます。
特に、波板屋根の施工をはじめて依頼する場合は、実績が多い業者を選んだほうが安心できます。

施工実績は、業者のホームページで確認できる場合が多いです。
また、口コミサイトも施工実績の参考になります。
複数の業者で迷った場合は、施工実績を確認して比べてみてください。

 

相談や質問に丁寧に答えてくれるか確認する

依頼主からの相談や質問に丁寧に答えてくれる業者か、確認してみましょう。
優良な業者は、依頼主の相談や質問に真摯に対応してくれます。
屋根の施工に慣れていない依頼主に丁寧な対応をしてくれる業者を選ぶと、安心して工事を依頼できるでしょう。

また、業者の対応の良し悪しは電話で判断できる場合もあります。
電話で工事の問い合わせをしてみて、丁寧な対応をしてくれる業者を選んでください。
職人だけでなく、受付スタッフが丁寧な対応をしてくれる業者は信用できます。

 

不要なサービスや施工を強引にすすめてくる業者は選ばないようにする

カーポートの修理を依頼した際に、屋根や外壁の塗り替えといった余計な工事をすすめてくる業者への依頼は避けた方がいいでしょう。
不必要な工事を強引にすすめてくる業者は、悪徳業者の可能性があります。

不要なサービスや施工をあまりにもしつこくすすめてくる場合は、国民生活センターに相談してください。
また、飛び込みで「屋根の工事をしませんか」とセールスをかけてくる業者も詐欺の可能性があるため、依頼は避けておきましょう。

 

カーポートの波板屋根を交換した施工事例と価格

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以下にて、カーポートの波板屋根を交換した施工事例を紹介します。
波板屋根の工事は1~2日で終了する場合が多く、足場もほぼ組む必要がありません。
波板屋根の工事を業者に依頼しようと考えている方は、以下の施工例を参考にして検討してみてください。

屋根からの落雪で破損した駐車場の波板屋根の交換修理

事例2-1

事例2-2

価格:80,000円
波板の色:ブロンズクリアー
工事日数:1日
波板が落雪で破損したため交換工事を行いました。
波板は軽くて丈夫ですが、衝撃によって破損する場合があります。
工事は1日で終了しました。
波板屋根の破損は放置すると悪化しやすいため、できるだけ早く修理することをおすすめします。

 

経年劣化で破損していた駐車場の波板屋根の修理

事例13-1

事例13-2

価格:100,000円
波板の種類:クリアエンボス
工事日数:2日

駐車場の波板屋根が経年劣化したことによる交換工事です。
波板の寿命は素材によって異なりますが、長くて20年なので、定期的な交換が必要になります。
こちらのお宅は屋根が広かったので職人2名による工事となりました。
そのため、施工に2日かかり、施工費用もやや高めとなっています。

 

カーポート屋根の価格はDIYが安い!ただし業者よりリスクが高い

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カーポート屋根の波板の張り替えはDIYで安くできます。
しかし、DIYだと施工不良によって雨漏りや破損を引き起こしやすくなるでしょう。

長期的には修理費用が増えて、最終的に業者に依頼することもありえます。
DIYで失敗した場合、結局は業者に依頼する費用がかかるため、自分でやった修理や張り替え料金の分が余計にかかってしまうのです。

はじめから業者に依頼していれば良かったと後悔しないために、まずは専門家へ相談するようにしましょう。

「波板屋根って?ポリカーボネートって?」では、カーポートの屋根に適した波板素材をご紹介しています。耐久性に優れた素材が欲しい場合はぜひご確認ください。

内野 友和

この記事は私が書いています。

1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。

20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。

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