波板コラム

カーポートは必要?メリット・デメリットや選び方などを解説

カーポート4

「カーポートを設置しようか悩んでいる」
「カーポートを設置するメリット・デメリットを知りたい」

このように悩んでいる方へ向けて、本記事ではカーポートの魅力や設置をおすすめする人の特徴についてご紹介します。

カーポートとは、車を駐車する場所の上にある屋根のことです。

ガレージよりも簡易的な作りですが、雨や雪を防げるため、車の乗り降りが楽になります。

一方で、カーポートを設置すると駐車場が狭くなるといった注意点もあるものです。

この記事を読めば、カーポートのメリット・デメリットや導入をおすすめする人の特徴が分かります。

カーポートの設置を悩んでいる方は、ぜひチェックしてください。

カーポートの特徴と必要性

カーポートの屋根4

カーポートとは、柱と屋根のみで構成される、簡易的な車庫のことです。

似たようなものにガレージがありますが、こちらは屋根のほかに3方向以上が壁で覆われている駐車スペースのことを指します。

カーポートの導入は必須ではありません。

しかしカーポートを導入すれば、雨や雪の日でも快適に車から乗り降りできます。

鳥の糞など、自動車への汚れも防ぎやすいです。

カーポートを設置するメリット

カーポート波板施工4

ここからは、カーポートを設置するメリットについてご紹介します。

カーポートの設置には、以下5つのメリットがあります。

・車への汚れを防ぎやすい
・冬場に車を利用しやすい
・雨の日の乗り降りが楽
・車内温度の上昇を抑えやすい
・様々な用途で活用できる

カーポートを設置すれば、快適に自家用車を利用できるだけでなく、カーポートの下で子どもが遊ぶこともできます。

各メリットについて、詳しく見てみましょう。

車への汚れを防ぎやすい

カーポートを設置すれば、直射日光や雨から自動車を保存できるため、車体への汚れを防ぎやすいです。

カーポートの下に自動車を駐車すれば、上からの雨を防げます。

よって水垢など、車体への汚れを防ぎやすくなります。

また鳥の糞や雹(ひょう)が当たるリスクも減らすことが可能です。

車体への汚れを防ぐのであれば、カーポートの導入を考えても良いかもしれません。

冬場に車を利用しやすい

カーポートを設置すれば、雪が積もっている冬場でも自動車を利用しやすくなります。

カーポートがあれば、自動車が雪に埋もれる心配はありません。

車周辺の雪かきをする必要もないため、雪の日でもすぐに自動車を利用しやすくなります。

大雪の日は、車に積もった雪をどかしたり除雪して自動車を道路に出すまでが大変だったりするものです。

またカーポートは、フロントガラスの凍結を防ぐ効果もあります。

雪の日でも快適に自動車を利用しやすくなるのは、カーポートを導入するメリットの一つと言えます。

雨の日の乗り降りが楽

カーポートを設置すれば自動車への乗降時、雨に濡れるリスクを減らせます。

雨の日でも快適に自動車から乗り降りできるため、子育て世帯や介護をしている人は導入を検討しても良いと思います。

車内温度の上昇を抑えやすい

カーポートを導入すれば直射日光が当たりにくくなるため、車内温度の上昇を防げます。

特に夏場は、車内温度がとても高くなるものです。

暑い日でも快適に自動車を利用するなら、カーポート導入を考えても良いのではないでしょうか。

様々な用途で活用できる

カーポートは、自動車を保護する以外にも活用方法があります。

たとえばカーポート下で子どもと遊んだり、BBQを楽しんだりすることも可能です。

天候に左右されず外で遊びやすくなる点が、カーポート導入の魅力ではないでしょうか。

カーポートを設置するデメリット

カーポート波板施工1
カーポートの導入にはメリットもある反面、デメリットも存在します。

デメリットには、主に以下の5つが挙げられます。

・駐車場が狭くなる
・台風・強風で屋根がとぶ可能性がある
・家の日当たりが悪くなる可能性がある
・カーポート屋根の掃除が大変
・大量の積雪で倒壊する可能性がある

どういうことか、詳しく見てみましょう。

駐車場が狭くなる

カーポート設置には柱を作る必要があるため、駐車場の面積が狭くなります。

支柱にぶつけないよう、駐車時に注意が必要です。

また駐車場のスペースによっては、そもそもカーポート設置が難しいケースもあります。

台風・強風で屋根がとぶ可能性がある

カーポートは、台風や強風で屋根材がとぶ可能性があります。

強風が吹きやすい場所にカーポートを設置すると、修理の手間が発生するかもしれません。

また飛ばされた屋根材が人やモノに当たると、トラブルに発展するリスクもあります。

家の日当たりが悪くなる可能性がある

カーポートを設置することによって、家の日当たりが悪くなる可能性があります。

・リビングのそばにカーポートを設置した
・物干し場の近くにカーポートを設置した

この場合、家の中が暗くなったり洗濯物が乾きにくくなったりするといったリスクもあります。

またカーポートの設置場所によっては、隣家の日当たりを妨げてしまい、トラブルになる可能性も考えられます。

自分はもちろんのこと、他人にも迷惑をかけないよう、カーポートの設置場所には注意しましょう。

カーポート屋根の掃除が大変

カーポートは2〜3メートルほどの高さがあるため、掃除が大変です。

黄砂や鳥の糞、落ち葉など、カーポートは掃除をしないと屋根材が汚れてしまいます。

カーポートが汚れていると、景観が悪くなるものです。

脚立を活用し、雑巾や箒などでカーポート屋根の汚れを定期的に掃除しましょう。

大量の積雪で倒壊する可能性がある

カーポートの耐積雪強度を上回ると、屋根が倒壊するリスクがあります。

もしカーポートが倒壊すると、駐車している自動車も潰れてしまう恐れがあるでしょう。

カーポートの耐積雪強度は、商品によって仕様が異なります。

一般的なカーポートであれば20cm、豪雪地帯向けの仕様では200cmまでの積雪に耐えられるようになっています。

大雪が降る地域の場合、豪雪地帯向けカーポートを利用するか、ガレージの導入がおすすめです。

結局カーポートは必要なの?おすすめできる人の特徴

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結局どのような人にカーポート導入がおすすめできるのか、以下で詳しく紹介します。

子どもがいる

小さなお子様がいる家庭なら、カーポートの導入を考えてみてはいかがでしょうか。

カーポートがあれば悪天候の日でも、ベビーカーから自動車へ、快適に子どもを移動させることができます。

また買い物帰りなど荷物が多いときにカーポートがあると、快適に自動車からモノを出し入れできます。

安価に自家用車を守りたい

カーポートはガレージより安価に設置できます。

カーポートとガレージの設置費用を見てみましょう。

・カーポートの設置費用:15~30万円
・ガレージの設置費用:100万円~
※1台用のカーポート・ガレージの費用目安です。

オプションやモデル、収容台数によって値段は変動します。

しかし基本的に、カーポートはガレージよりも安価に設置できることが分かりました。

「あまりお金をかけず、自家用車を汚れから守りたい」と考えている人は、カーポート導入を考えても良いかもしれません。

カーポートは必ずしもいるものではない

パーゴラ

カーポートは必須ではございません。

設置場所や耐積雪強度などを考慮しないと、思いがけないトラブルを招くリスクもあります。

しかしカーポートを導入すれば、自家用車を汚れから守ったり悪天候の日でも簡単に車から乗り降りできたりするようになります。

もし東京近辺でカーポート導入・修理をお考えの方は、お気軽に「波板プロ」までご連絡ください。

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耐久性に優れた素材が欲しい場合はぜひご確認ください。

内野 友和

この記事は私が書いています。

1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。

20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。

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